きみは金色
向き合って、両手をつないで。
おれたちはおたがいに、バカみたいに泣いた。
まぶしいくらいの太陽が、照らしていた。
おれと、真子を。
2つできたおれたちの結び目を。
きみの髪はキラキラしている。
きみは、だれよりも光っている。
好きだ。
大好きだ。
今はまだ、変化の途中。
けど、真子のことを想えば、いくらでも変わって行ける気がするんだ。
真子にも、そう思ってもらえたらいい。
思ってもらえるような、男になりたい。
「だいすきだよ、レオくん」
「………っ、」
だれよりもかがやく、きみは金色。
おれの、青春の光。