Dream Place
君×私


マネージャーに送ってもらい事務所についた。



がしかし律さんが寝てる……




『律さーん、起きてください。』




軽く揺らしなが声をかけるけど反応なし…。






『はぁ…。』





ため息をつきながら律さんの肩を叩いて起こすことにした。




『律さん!!律さん事務所につきましたよ!!』


「うーん…」





ええ…ヤバい…




手を振り下ろした瞬間、律さんが寝返りを打って手のひらの下に頭を…






―――――バチンッ…






「いってぇー!!!!!!!!」





あ、起きた…




って違うよ。叩いちゃったよ芸能人の顔を…。







『す、すいません!!大丈夫ですか…???』







恐る恐る聞いて見ると





顔をおさえながら痛みに悶える律さんが





「大丈夫、大丈夫だよ…。」





そう言いながら車を降りて歩きだす。




うん、ほんとにすいません。





律さんの後ろ姿を見ていた私も慌てて車を降りて後を追いかけるように事務所に入った。
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