アノコロ
新学期
新学期が

始まって

陸と席が

微妙に

近い...

気まずい..

「おはよう」

「え?あぁおはよ」

陸がすんなり

挨拶してきたから

少し焦った...

陸はあの日の

言葉覚えてないのかな?

陸が忘れてて

これから

また楽しくなる

ならいいぢゃない

忘れよう

そう思えるほど

アノコロのアタシは

大人になれなかった

「陸?あの日言った
言葉覚えてないの?」

「あぁ..まぢで
あの時はごめん
ほんとごめん」

「ん〜?何々?
どうしたお二人さん」

愛...

「いや..陽菜に
聞いて」

「言っていいの?」

「うん」


わけを全て説明した

「陸それはダメでしょ
それは男として最低だよ」

「うん..だから
まぢでまぢほんっと
ごめんって」

「ん-..もういいよ」

「本当?ごめんな」

「うん」


スキだから

苦しいし

辛いことも

たくさん

あるだろう

けど1度

スキになっちゃ

ったら簡単に

嫌いになったり

できないよ

許してしまった
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