love beginner
今、野崎くんが舌打ちして、何か言った気がした。
気のせいかな?
「くらげ?早く。」
「は、はい!!」
私は校舎に向かった。
「こっちです!!」
「あらあらあらー。」
しばらくして保健医をつれてきた私は、神谷が連れていかれるのを見届け、とりあえず着替えようとした。
そんなところに。
「え?」
私が見たのは。
「ふざけんなよ、あ??」
「う、がっ・・・!!」
「わ、悪かった!!悪気はなかったんだ!!!」
野球部を殴ろうと胸倉をつかんでいる野崎くんだった。