ぶきっちょ
ぶきっちょ ver.悠斗
プロローグ
俺が初めて好きになった子は、
部活も、行事も、何でも一生懸命な子だった。
初めて人を好きになって、
どうすれば上手くいくかなんて全く分からなくて。
本気で向き合うこともできずに、
いつもふざけてばっかりだった。
だから俺は馬鹿な過ちをしてしまって、
君をひどく傷付けたんだ。
もしまだ君の隣にいていいなら、
今度こそ傷付けたりしない。