記憶のカケラ。〜君を思って前に進もう〜
☆
f
桜の花びらがすべて地面へと落ちて
綺麗だったピンクだった花びらたちは
茶色へと枯れて行く。
そんな変わり果てた桜を見下ろしながら
ただ、ぼーっと歩く登校道。
足元で花びらを踏むとサクッサクッと
音がするのをなんとなく聞いてると
校門まであともう少しというところで
予鈴が聞こえてきた。
やっば。もうどう考えても間に合わない
じゃん。…よし、もうめんどくさいし
今日は学校行くのやめよ。
学校に行く足をまた引き返して、家へと
向かう。…いや、でもまてよ。このまま
家に帰るのは…暇だな。
どうしよ…………あ。
そうだ。海に行こ。めちゃめちゃ真冬で
寒いけど。私はいつも何か心がぽっかり
した日には必ず海へ行く。雨だろうと関
係なく。なぜかは自分ではわからないけ
ど、海を見るとどこまでも広がる海の
広さに救われる。別に今日なにかあった
わけじゃないけど、海にいきたいんだか
ら仕方ない。
そのまま近くにある、いつもの海へとむ
かう。この道ももう何回通ったんだろう
。そういや、叶汰とも何度も歩いたな。
だめだ。思い出すと、また胸の奥が
きゅーっとする。苦しくなる。
綺麗だったピンクだった花びらたちは
茶色へと枯れて行く。
そんな変わり果てた桜を見下ろしながら
ただ、ぼーっと歩く登校道。
足元で花びらを踏むとサクッサクッと
音がするのをなんとなく聞いてると
校門まであともう少しというところで
予鈴が聞こえてきた。
やっば。もうどう考えても間に合わない
じゃん。…よし、もうめんどくさいし
今日は学校行くのやめよ。
学校に行く足をまた引き返して、家へと
向かう。…いや、でもまてよ。このまま
家に帰るのは…暇だな。
どうしよ…………あ。
そうだ。海に行こ。めちゃめちゃ真冬で
寒いけど。私はいつも何か心がぽっかり
した日には必ず海へ行く。雨だろうと関
係なく。なぜかは自分ではわからないけ
ど、海を見るとどこまでも広がる海の
広さに救われる。別に今日なにかあった
わけじゃないけど、海にいきたいんだか
ら仕方ない。
そのまま近くにある、いつもの海へとむ
かう。この道ももう何回通ったんだろう
。そういや、叶汰とも何度も歩いたな。
だめだ。思い出すと、また胸の奥が
きゅーっとする。苦しくなる。