ライギョ
「これがそうなのか?」
渡されたタブレットに目をやるとブログらしきものがあった。
「ああ、山中からある程度、話は聞いたんだろ?取り敢えず、読めば。」
「うん、ああ。」
山中から安田に関することを聞いたから今日、ここへ来たわけだけど、中々、種明かしをしてくれない竹脇にもどかしさを感じながらも先ずは言われた通りそのブログをじっくりと読む。
これといった日常が書かれているだけだった。
「このブログがなんなの?」
「お前、せっかちになったな。ほら、最後の所までちゃんと読んだのか。ブログ管理人の名前入ってるだろ?」
注意深く文章を辿っていくとブログの締めらしき一文の後にーーーー
"ライギョに食われた男の夢は終わらない"
と、記されていた。
渡されたタブレットに目をやるとブログらしきものがあった。
「ああ、山中からある程度、話は聞いたんだろ?取り敢えず、読めば。」
「うん、ああ。」
山中から安田に関することを聞いたから今日、ここへ来たわけだけど、中々、種明かしをしてくれない竹脇にもどかしさを感じながらも先ずは言われた通りそのブログをじっくりと読む。
これといった日常が書かれているだけだった。
「このブログがなんなの?」
「お前、せっかちになったな。ほら、最後の所までちゃんと読んだのか。ブログ管理人の名前入ってるだろ?」
注意深く文章を辿っていくとブログの締めらしき一文の後にーーーー
"ライギョに食われた男の夢は終わらない"
と、記されていた。