ライギョ
送ろうか、と言う俺達に本当にここから近くなのでと原 妃咲は帰っていった。
帰り際、手土産に渡したラビりんちゃんグッズを持ち上げ笑顔で手を振るその姿はどこから見ても女子中学生にしか見えなかった。
その姿が完全に見えなくなると
「なぁ、あの子に何を言うたんや?」
今、俺も聞こうと思っていた事を山中が先に聞いた。
小夜子やそして千晶さんも竹脇がなんて答えるのか注目する。
そして、俺もその答えを待った。
「いや、別に。なにも。」
「は?何もってどういうことよ。何も話さず小一時間もいたってわけ?」
これまで黙ってた小夜子がここぞとばかりに突っ込む。
「いや、そりゃ黙ってた訳ではないよ。」
「だから、そこを聞いてるんじゃない。ねぇ?」
と今度は千晶さん。
小夜子と二人して呆れ顔をする姿に女ってつるむと怖いなって思ってる自分に戸惑う。
そして今日あったばかりなのにこの二人はもう何年も前から付き合いがあるように見えるのが不思議だ
「いや、だから…ただ、ラビりんちゃんの話をしただけや。ネットでやり取りしてる事を顔を見て話しただけ。いつもと変わらん。」
「へっ?」
つい間抜けな声が出てしまった。
「竹脇、それ本当なのか?」
「ああ…、本来、そういう設定で会うって話やったしな。まぁ、オプション色々ついたけど。」
オプションって…
帰り際、手土産に渡したラビりんちゃんグッズを持ち上げ笑顔で手を振るその姿はどこから見ても女子中学生にしか見えなかった。
その姿が完全に見えなくなると
「なぁ、あの子に何を言うたんや?」
今、俺も聞こうと思っていた事を山中が先に聞いた。
小夜子やそして千晶さんも竹脇がなんて答えるのか注目する。
そして、俺もその答えを待った。
「いや、別に。なにも。」
「は?何もってどういうことよ。何も話さず小一時間もいたってわけ?」
これまで黙ってた小夜子がここぞとばかりに突っ込む。
「いや、そりゃ黙ってた訳ではないよ。」
「だから、そこを聞いてるんじゃない。ねぇ?」
と今度は千晶さん。
小夜子と二人して呆れ顔をする姿に女ってつるむと怖いなって思ってる自分に戸惑う。
そして今日あったばかりなのにこの二人はもう何年も前から付き合いがあるように見えるのが不思議だ
「いや、だから…ただ、ラビりんちゃんの話をしただけや。ネットでやり取りしてる事を顔を見て話しただけ。いつもと変わらん。」
「へっ?」
つい間抜けな声が出てしまった。
「竹脇、それ本当なのか?」
「ああ…、本来、そういう設定で会うって話やったしな。まぁ、オプション色々ついたけど。」
オプションって…