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幼い頃に起きたある事件 大人になってからも その心は絡め取られたまま そして過去と向き合うことにした一同 少しずつ少しずつ真相に近づき やがて明らかになる衝撃の事実 生きる意味とは? ホラーでもないミステリでもない 青春群像劇 お楽しみあれ
中学生の頃、一緒に釣りに出かけた 友人のひとりが行方不明になってしまう。 以来逃げるように大阪を離れた主人公は、 10年ぶりに友人と再会して… ぎこちないながらも蘇る友情、 それぞれの根底に閉じ込めていた記憶。 事実を知り心の傷が癒されていくのと共に、 『生きているうちにできることをする』 という言葉に暗い空気を断ち切る力と それぞれの顔を上げさせる強さを感じました。 年月は流れても離れていても 多感な時期を過ごした友人との繋がりは 強く変わらないもの。 ちょっとミステリアスですが 読後には友情の力強さと明るさと 爽快感の感じられるお話です。 是非、読んでください。