スキと言えるまで。





「…っ。」





『若葉先輩!?』





目が覚めたのか!!
周りの人間突き飛ばしかけてるが、そんな事気にしてられるか。





「若葉、目ぇ覚めたか?」





最初は目が覚めたばかりでぼーっとしてたが、だんだんと焦点が合ってきてる。
俺は安堵から手を自然と握っていた。





「ば、馬鹿!!
樹さん離れて!!」





それに気付いた愛果が駆け寄ってくる。






< 100 / 261 >

この作品をシェア

pagetop