スキと言えるまで。





しばらく童心に返って、公園を楽しんだ。
雪合戦したり、小さい雪だるま作ったり。





「うわー、もう23時かよ。」





結構時間が経ってたんだね。
もう街灯の明かりしかついてない。





「楽しかったー。
若葉、そろそろ帰るか。」





「はーい。
あー!!忘れてた、プレゼントあったんだ!!」





「え、何、くれるの?」





プレゼントしたのは手袋。
冬だし、毎日使って貰える物って考えたらこれになった。
マフラーより気にならないかなって。





「ありがとな、大事にする。」





手袋をはめて喜んでくれて、プレゼントしてよかったなって思えた。






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