スキと言えるまで。
今俺たちは部室に集まって、薔薇姫の芸能活動のスケジュールを共有するために会議をしている。
「そんなに機嫌悪いと気分悪いから、さっさと告ればいいだろ。」
「それが出来てればこんなになってないわ。」
「つい最近まで琉那のことで相談してた手前、言いにくいんだって。」
『意外と小心者だった…。』
ああもう勝手に言ってろよ!!
その自覚は自分でもあるから。
「あれ?
もうみんな揃ってたんだー。」
「遅れてごめん。」
…噂をすれば噂の二人登場。