スキと言えるまで。
「そういう君は宅原君ですよね。」
「…同い年なんだから敬語はいい。
それに爽一でいいよ。」
『じゃあ若葉先輩、僕たちの名前はー?』
「七本健人に伴良賀だったよね。
2人も名前で呼んでいい?」
「もっちろん!!」
「若葉先輩、よろしくお願いしますね。」
「健人に良賀、こちらこそよろしく。」
流石佑樹先輩、樹の馬鹿騒動を無視して軌道修正してくれた。
さりげなくこういうことができるところがすごい。
こういう力量が会長を任せられる要因なんだと思う。