スキと言えるまで。





若葉side





やっぱり樹は、琉那のことが好きなんだ。
分かってたこととはいえ、辛いんだなぁ…。





「そろそろ本題に入っていいか?」





「そうですね佑樹先輩、私が説明しますよ。」





何が話されるんだろう。
佑樹先輩と英知と小牧と…、樹と健人以外のメンバーの顔が真剣な顔つきになった。
琉那は相変わらずデれている。





「若葉、私が前説明した薔薇姫と騎士のことは覚えてる?」





「勿論、今も覚えてる。
琉那が今の白薔薇姫よね?」





そういうと頷いてくれた小牧やほか数名。
というか、こんな特殊な制度忘れる方が難しいと思うけどね。






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