スキと言えるまで。
「ごめんね、私前の学校ずーっと1位だったから。」
これ言われると言い返せない…。
舟山の恐ろしい進学校でトップ取り続けてたって、化け物。
「テスト範囲ももう既に習ってるとこばっかりだったし。
多分、高3の範囲少しかじったことあるし。」
生徒会全員、唖然。
舟山、特に若葉の頭の良さに若干引いてる。
「今回の高2のトップ、爽一くんじゃないかもってことですか?」
ああ、そういや爽一も頭良かったんだった。
入学時からずっと1位だもんな。
「…勝負する?」
『えっ!?』
またまた、若葉以外の生徒会唖然。
爽一が自分から他人と関わるなんて滅多にないのに!!