**約束の花**


翌朝。


「…一睡もできなかった…」


私は北見くんのことを考えるあまり、眠れなかった。


「ちゃんと、お返事しなきゃな…」


私はベッドから立ち上がった。

…つもりだった。


「あれ?」


何故か力が入らなくて、上手く立てずにそのまま座ってしまった。


もう一度立ち上がる。


なんだったんだろ…今回はなんともなく立てたし…



バタンッ

< 116 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop