オレ等の姫は箱入り娘なお嬢様?!
まぁ、詳しい説明は後ほど
ということで走り出す
急いで走り三分で校舎についたが未だ焦りながらも教室へ向かう
これなら間に合うな
ふとそう考えた瞬間
ドンッ∑
「きゃっっ…」
誰かにぶつかったと思うとここでは聞こえるはずのない女の声に戸惑いながらも顔を上げる
そこに居たのは紛れもなく女
他校の制服を着てる訳でもなく
到底センコウとも思えねぇ
色素の薄い金に近い栗色の髪はしなやかにウェーブが掛かっている
くっきりな二重でカラコンなのか?茶色い大きな瞳が俺を捉える
真っ白で透き通るような肌によく映えるチェリー色のぷっくりした唇は思わず触れたくなる
掌で隠れるほどの小さい顔