君を追いかけて。
テニスコートは広くて、3面くらいあるかな。部員もそこそこだし。
「こんにちは。1年生かな?うちの部考えてくれてるの?」
話しかけてきたのは部長さんかな。凄い可愛くて、テニスして日焼けしてるのがもったいないくらい。
「あ、はい。テニス部に入りたくて。」
上原さんは部長さんに笑顔でそう答える。
「隣の子もかな?」
「あ…はい」
「テニス部は楽しいから、ぜひ入ってね。あ、日焼けはしちゃうけど…」
「「はい」」
そして私たちはしばらく練習を見て教室に戻った。