【完】月唄-TsukiUta-『短編』

「ありがとうございました」



あたしは、RaLaであるこの時間を

とても新鮮に感じる。

けど、昔感じてた

*楽しかった*は、もうない。


あの日...

両親が死んだあの日..あたしの感情は

両親とともに死んでしまったのかもしれない。


あたしは、仕事が終わると

そそくさと荷物をまとめ、家路につく。

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