CANTS!

狙う?はい??

あたしが困惑していると、葉月くんはニヤっとして、あたしに更に近づいて手を伸ばした。

「ちょ…葉月くん!?」

あたしは反射的に後ずさった


「どうして逃げるんです?」

「えっと…」



「一目惚れ…しちゃったかも」

あたしの腕を掴み妖しく微笑む葉月くん


「葉月、くん?ちょっと待って…」

「待たない…」

あっけなく壁に追い詰められたあたし。
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