敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~




 ――次の日。




「じゃああたし学校行くから」



「いってらっしゃい」



「心織ちゃんは、学校行かないの?」




「……うん。学校行ったら家出してるって親にバレるから」



「そっか…。



 じゃあ、いってきます」






 家を出て学校へ向かう途中、あたしは歩きながらお団子をササッと手際よく作り結んだ。








 心織ちゃんがもしクリアなのだとしても、…大丈夫。



 あの家にはなにもないし。探られたって、全然心配はいらない………はず。



 少し怖いけど、とりあえず自然な感じでやるっきゃない!!







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