敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~
そう思ったけれど………
授業中は家のことがやっぱり心配になって上の空。
いつの間にか時間は過ぎていた。
気がつけば放課後。
「はぁ~」
あたしは、こっそりため息をついた。
とにかく今日は帰って、安心しよっと。
「バイバイ~、望空ちゃん」
「うん、バイバァイ」
クラスの女子に手を振って、あたしはカバンを肩にかけた。
よし、帰ろう…!
帰って、家の中を一応全部見て何もないか確認しよ!!