敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~




 自分のことは、自分で守る。


 それに、あたしは守られるより守るほうが合ってるから。






 あたしだって、みんなを守りたいから。











「なんで…!?」





「理由は、…きっといつかわかるよ。





 今日、過去のこと言えてよかった。ありがとね。バイバイ」










 あたしはそう言い残し、屋上から去った。








 あたしたちは、敵同士。あくまでも、ライバル。



 トップ争いが決着するとき、あなたたちはあたしの“スベテ”がわかるよ―――――









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