敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~




「あ、あのさ!!」





 手を握り締めながら、あたしは言った。




 みんなあたしに目を向ける。





 みんなソファに座っていて、目線が同じ。……だからか、余計に緊張してきた。










「あ、…あたしが総長でごめんね」











 言いたいことがありすぎて、最初に何を言えばいいのかわかんなかった。



 ごめん、から始まったあたしの気持ち。







「なんで謝んだよ」



 真汰が前髪をかきあげながら言った。






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