ディバインストーン 1
「今、なんて?」

「・・・あなたは違うの?」

「違うって・・・何が違うって言うんだよ。」

「あなたは・・・

突如、少女がグラリと傾いた。
俺は慌てて手を伸ばした。

ギリギリで受け止めると、疲れていたのか寝息をたて始めた。

聞きたいことは山ほどあるが、まずはこいつの回復が先だろう。
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