ディバインストーン 1
これは、爆睡中のとこ申し訳ないが
起きてもらうしかない。
いくらなんでもこんなところで
野宿なんてしたくない。
いや、俺の生命に関わる。

よし、覚悟を決めよう。

「も、もしもーし。」

だが、起きる気配が無い。
まぁ声かけたぐらいでは
人は起きないだろう。
特に絶賛爆睡中のこいつには。

「ねぇ。君?お、おーい。」

揺さぶってみたが結果は変わらなかった。
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