ディバインストーン 1
「お願いします!起きてください!」

土下座した。
でも、やっぱり起きてはくれなかった。


「あ?誰だお前?」

「え?」

突然の声に驚いて、俺は声の主を探した。
でもこの辺は人が通るはずないし、
いるとしたら
俺か目の前で寝てるこいつぐらいじゃ

「何処だここ。見たことねぇな。」

確かに声が聞こえる。
俺は恐る恐る顔を上げた。
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