ディバインストーン 1
「じゃあ来夜。」

「・・・はい?」

「お前が名前を付けろ。」

「・・・・・・はい?」


今こいつ、何て言った?
名前を・・・付けろ?

・・・まさかな。何かの聞き間違いだろ。
こんな見ず知らずの野郎に名前を付けろなんて、普通じゃ考えれないって。
うん。普通じゃないよ。

「早くしろ。捥ぐぞ。」

「だから何を?!」

普通じゃなかった。
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