ディバインストーン 1
結局、あの後シオンは目を覚まさず
俺が背負って帰るハメになった。

味噌と塩は無事だった。これが卵だったら大惨事だったろうが。

「厄介なもの拾っちまったな・・・」

いつの間に出たか、月はそんな俺をからかうように照らしていた。
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