ディバインストーン 1

動き出した世界

ピピピピッ ピピピピッ

・・・目覚ましが鳴っている。
どうやら、もう朝らしい。

俺は目覚ましを止めると、
今だにベッドから出たがらない体に鞭をうち、布団を蹴った。

意識がハッキリしていくうちに、
昨日の記憶が浮かんでは消えていく。
いや、あれは夢だったかもしれない。
人が降ってくるとか、人の中にもう
1人の精神が住んでるとか
後から考えればおかしな話である。
そうだ、あれは夢だったんだ。
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