ディバインストーン 1
予想通り、そこには俺の無二の親友
使未 力也がいた。

まぁ朝から容赦無く友の背中に激突してくるのは、
こいつぐらいなものだろう。

「いやー、自転車のブレーキが壊れててさ。
直そうと思ってるんだけど、時間が無いんだよね。ははは♪」

・・・その余裕はいつか人を殺す。

「ところで、放課後暇?」

その暇使ってブレーキ直せっ!

「ま・・・まぁ暇だけど・・・」

本当はブレーキを直して欲しかった。
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