ディバインストーン 1
俺の反応を確かめると、力也は俺が考えもしなかった単語を口にした。

「お、じゃあ俺と一緒に部室に行こーぜ。」

「ち、ちょっと待て!部室!?」

さっきも話したように、俺は運動が出来ない。
しかもこいつは確かバスケット部。
俺が特に苦手とする球技ではないか。

しかし、力也からは意外な答えが帰ってきた。
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