ディバインストーン 1
そこからは流れるように時間が進んでいった。
光陰矢の如し、とでも言うんだろうか。

そして、恐れていた放課後がやって来てしまった。

「よし、じゃあ行くか!楽しみだな!」

終礼が終わると同時に、力也が跳んできた。

「そ、そうだな・・・」

こいつの能天気さというか、少しは俺も見習うべきか・・・

「かわいい子いるかな〜」

よし、やめておこう。
< 61 / 112 >

この作品をシェア

pagetop