ディバインストーン 1
「我がお助け部の活動内容だが、実はもう決めてあるのだ。
リーフェン!」

「りょーかい!」

俺と力也は振り向いた。
俺達の真後ろに置いてあったホワイトボードには、やたらと達筆な字で活動内容が書かれていた。

・草むしり

・ガラス拭き

・花壇の水やり

・・・普通だった。
部活でするには、少し物足りないような内容だった。
もっとこう、ペットを捜すとか、何かを応援してやるとか、物を届けるとか。

「つぎいくぞー」

まだあるのか。
でもまぁ次も同じような内容だろう。
< 79 / 112 >

この作品をシェア

pagetop