ディバインストーン 1
第二章
己の信念
体温がどんどん下がっていくのが分かる。
引き裂かれた右腕から、生温かい液体が絶えず流れ出た。
感覚が無くなってきたのか、痛みは感じなくなった。
シオンが俺の顔を覗き込みながら、
何かを言っている。
・・・何を言っているのだろう。
何も・・・聞こえない。
何も・・・見えない。
何も・・・感じない。
引き裂かれた右腕から、生温かい液体が絶えず流れ出た。
感覚が無くなってきたのか、痛みは感じなくなった。
シオンが俺の顔を覗き込みながら、
何かを言っている。
・・・何を言っているのだろう。
何も・・・聞こえない。
何も・・・見えない。
何も・・・感じない。