ディバインストーン 1
「おわぁっ!?」

振り返ると、人が立っていた。
ただ、ぼんやりとしていて
ハッキリと姿が見えない。

「だ、誰・・・だ?」

俺の問いに、
聞き覚えのある解答が帰ってきた。

「まず自分から、だろうが。
学習しやがれ。」

「その感じ・・・。お前か・・・。」

「やっと分かったか。この鈍感野郎が。」
< 96 / 112 >

この作品をシェア

pagetop