めがねのオクに





「梨麻」



そんなことを考えてるときお兄ちゃんに名前を呼ばれた。



「なぁに?」



「ちょっと来て」



私はお兄ちゃんの部屋に入った。



「これ、いる?」



見せてくれたのは
白い清楚な感じのスカートと薄い紫色のカーディガン。



「いる!!」



私が即答したのは
言うまでもないでしょ? 




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