*君と私の秘密*

気になる訳ではない。

でも、私は毎日彼を見る。

彼は不思議だ。どうしたらそんなに人気者になれるのだろう。

無論。私には遠い話だ。
考え事をする。

彼は魔法使いか?

そんなもの現実にはいない。自分で考えていながら笑えるな。

「あんたさぁ。何ニヤニヤしてんの?」

あ。つい、顔に出てたー!
ど、どうしよう!

「無視?そんな女初めて。笑」

そうか。あんたはモテるからこんな経験はないのか。
なら、これから味わせてあげようか?
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