最狂と最強
表彰式が終わり皆家路えとつく
僕は祝い事のような物を貰いそれを持って家へと帰る
ちなみに両親は仕事で不在
なので一人で家まで行かないといけない
「別に構わないけど、正直疲れてるんだけどなー」
まぁ、愚痴を言っても仕方ないよね
ため息をつきながら歩いていく
すると
「ひっく、まっママー、ひっく、どこー?」
反対の歩道に泣きながら5、6歳の子供がトボトボと歩いている。
あの子迷子なのかな?
もしかしたら、今日の大会に居た選手の家族なのかもしれない
家族ぐるみで応援に行くような事は全国ならありえる。
同じ歩道にいるなら声を掛けたんだけど、生憎と反対の歩道歩いているんだよねぇー
わざわざ信号渡るの面倒だし、他の人に任せよう!
僕はそう自問自答をして、その答えにたどり着いた。