俺だけのモデル
出会い
オーナーに案内され、薄暗い地下へと連れていかれる。
このオーナーとはとある知り合いから紹介してもらい、俺が頼み込んだ。
「何をお求めですかな?」
「女」
「なるほど、なるほど……。女でしたらたくさんおりますので、ご自由にご覧ください」
どんどん歩んでいく俺の視界には、ショーケースに入れられている人、人、人……。
改めて、身分の違いを感じさせられる。