【短編】疾風恋心
「ごめんなさい…」
「これから1回でも『林クン』って呼んでみろ?
…保健室でやった続きするから。」
えッ??!!
「そ、それはっ、ゴニョゴニョ…」
「ん?返事は?」
駄目だ…完璧いつものドS林ク…浩介だ。
私の意見なんてどこ吹く風。
結局は浩介の冷たくも、優しい風が…
「好き。」
「は?」
「え?」
今わたし何て言ったあ?!
「そっかそっか。そんなに俺のこと好きか。」
「ち、ちがっ、くはないけど…ッ」
「俺も好きだよ。」