【短編】疾風恋心


修学旅行が終わってすぐに練習が始まった。




私自身、体力には自信がなく、

選手として出場するのは、
全員強制参加の100M走と走り高跳びだけ。






昼休みや放課後に各学級グラウンドで練習に励む。




林クンは、いろいろ出場するみたい。



ある時は400Mを走ったり、

気が付けば砲丸投げもやってたり…。






…かっこよすぎでしょ。











「おい、芽衣子。
すっかりノロケまくりやがって。」



「奈々!(ビックリしたー…)」



「誰のお陰で今のノロケ芽衣子が居ると思ってんの。」





あ……。
私と林クンのキューピットをしてくれた友達の奈々。



ホント、感謝してます。




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