【短編】疾風恋心





「で?チミたちはもうヤった?」



ぶっ…!!!



「全校生徒の前で何てコト言ってんの!!」



私は無声音で強く話す。




「いやぁ、あのエロ王子のコトだからもう襲われてんのかと思って。」





確かに、放課後一緒に帰る時はいつもキス攻めにあって困りまくり。




でもエッチまでは…。





「今のところ要求無しだよ…。」





「そっかそっか。
大切にされてんだね。」





大切に…?







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