黒ずきんちゃん
私はついに黒ずきんに捕まってしまった。
強い力で私の首を離さない。
黒ずきんについていた血がぬるぬるしてすごく気持ちが悪い。
「アハハハハッ!!!!はやく…人間の体がほしぃぃぃぃ!!!!!!!!」
鼓膜が破れてしまいそうなくらい大きな声で話している。
話す度に、口から血を吐き出す。
こいつはほんとに人形なのか…?
そんなことよりも、はやくどうにかしないと私は死んでしまう。
「腕を…もらおうかなぁ…!!」
黒ずきんが私の腕を掴む。
「い、いや…っ…!!!!」
バキッ…!!!!