年下の貴方─星雲─
少しずつ大和が近づいてくる.
それに比例してあたしのドキドキもあがる.
大和はそんなあたしになんか気付きもしないでとうとうあたしの隣にきた.
大和はあ行に本をおいた.
(あれ..違いますけど..)
大和はそれに気付かない.
(これはチャンスか!?!?)
あたしは大和をみた.
大和はあたしの視せんに気付いた.
1秒目が合った.
あたしには5秒ぐらいに感じた.
[何??]
大和がそお言った.
[それか行じゃない??]
自然と言葉がでた.
[あ.ほんとだ]
大和は本をおきなおして他の所に行こうとした.
(なんか聞かなきゃ..!!)
[ねえっ!!]
すごい緊張した.
声が裏返ったかと思った.
[何??俺??]
あたしはつばを飲んだ.
[な 名前なんて言うの!??]
(噛んだ..最悪)
[黒崎大和...だけど]
[そーなんだ..;!!ありがと]
[名前は..??]
大和はあたしの名札をみた.
[亜美..!!!]
[ふーん..じゃ]
大和は本を他の所におきにいった.
不思議とそんときは実感なかった.
何も考えられなかった.