年下の貴方─星雲─
 
 
ぼ──っと歩いてると.
 
後ろから靴に石があたった.
 
[!?]
 
あたしは振り返った.
 
そこには.
 
黒髪の男がいた.
 
背は微妙にあたしよりでかいか?
 
男は手をあわせて
 
[ごめん]
 
と頭を下げた.
 
[うン..!?]
 
その男は呆然としてるあたしを抜かして消えていった.
 
あたしはしばらく止まってた.
 
そお.
 
一目惚れって奴.
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