年下の貴方─星雲─
 
 
学校に着いた.
 
菜々がトイレに行った.
 
真美と2人になった.
 
[亜美..ちょっといい?]
 
[うン!?]
 
[大和くんおるじゃん..???]
 
真美には大和のことを教えた.
 
なんとなく菜々には言うタイミングがなかった.
 
[大和がどーかしたの??]
 
[あたし大和くんが紗弥加とアクセサリーショップにおんの見た..]
 
─紗弥加─
 
その名前にあたしは反応した.
 
[はあ??....嘘やろ..???]
 
真美は悲しそうに首を振る.
 
(はあ????嘘だろ...)
 
[冬休みに入った頃だよ...]
 
(あたしが連絡してないときじゃん...)
 
そんときあたしの周り全部がスロモーションみたいだった.
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