年下の貴方─星雲─
全力疾走
 
 
後ろからあたしを呼ぶ声がいっぱい聞こえる.
 
1番おっきかったのが先生だ.
 
あたしは皆と逆方向に走っている.
 
皆は避難するのに必死であたしになんか気付かない.
 
あたしはいままで1番速い走りだった.
 
(大和!!!!!)
 
だんだん煙で前が見辛くなってきた.
 
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