年下の貴方─星雲─
 
 
大和は眠そうな顔であたしをみてる.
 
[大和..!!!あたしだよ!!!]
 
しばらくして大和の目が大きく開いた.
 
[亜美..!!!何で....]
 
あたしはまた涙が溢れた.
 
[大和..朝ごめんね..あたし大和が大好きだよ..]
 
大和は何かを胸ポケットからゆっくりとりだした.
 
[ほんとは....クリスマスに渡そうとしたんだけど...]
 
大和はつらそうに言った.
 
とても立って歩いて逃げれるとは思えなかった.
 
[何これ....?]
 
箱だった.
 
あたしは開けた.
 
[指輪....]
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