【死場】~連続変死ミュージカル~
「お見通しだなぁ」
「まぁね。元気君は優しいから・・・。一人でご飯食べるの、寂しいもんね。――ま、中には一人がイイ人もいるんだろうけど」
と、視線をその人物――死餌に送った。
「死餌先輩って変わってるよね・・・」
ともの直球な物言いに、
「いや、独創的だよね!?確固たる意志があるカンジ!」
「あはは。大丈夫だよ、別に変な意味で言ってないし。――ホント、人の悪口とか苦手だよね。やさしーんだから、元気君は」
「・・・いや、それは違うよ。僕は臆病なだけ。自分が悪く言われるのが怖いから、反射的にフォローに回っちゃうだけ」
「ふーん。そうなの?・・・でも不思議なもんだよね。外に出れば大人気の歌手でも、ココだと居場所がないみたいで」
「うん・・・。ファンっぽい女の子達いるけど、やっぱタレントさんには声掛けに行きづらいよね」
そんな話をしていると、
「頼人さん、エライよね。ヒドイの見ちゃっても今日ちゃんと来てさぁ」
また事件がらみの話題が聞こえてきた。
「まぁね。元気君は優しいから・・・。一人でご飯食べるの、寂しいもんね。――ま、中には一人がイイ人もいるんだろうけど」
と、視線をその人物――死餌に送った。
「死餌先輩って変わってるよね・・・」
ともの直球な物言いに、
「いや、独創的だよね!?確固たる意志があるカンジ!」
「あはは。大丈夫だよ、別に変な意味で言ってないし。――ホント、人の悪口とか苦手だよね。やさしーんだから、元気君は」
「・・・いや、それは違うよ。僕は臆病なだけ。自分が悪く言われるのが怖いから、反射的にフォローに回っちゃうだけ」
「ふーん。そうなの?・・・でも不思議なもんだよね。外に出れば大人気の歌手でも、ココだと居場所がないみたいで」
「うん・・・。ファンっぽい女の子達いるけど、やっぱタレントさんには声掛けに行きづらいよね」
そんな話をしていると、
「頼人さん、エライよね。ヒドイの見ちゃっても今日ちゃんと来てさぁ」
また事件がらみの話題が聞こえてきた。